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この子の時間に寄り添いたくて

  • 執筆者の写真: 妻
  • 8月30日
  • 読了時間: 3分

なかなかできない事だけれど、今日は私が母として心がけたいことを書いてみようと思います。


白いもこもこの服を着た赤ちゃんが木に手を伸ばし、夕日の逆光に包まれて見上げている。

ひと言でいうと、


その子に流れる時間を大切にしたい。ということ。


ギリシャ語では時間は


クロノスとカイロスという2つの種類があるそうです。



クロノスは、時計やカレンダーで一律に流れる客観的な時間。


そしてカイロスは、人間の内面で感じる、一瞬の重みや転機といった主観的な時間。



クロノスは連続して一直線なのに対し


カイロスは奥行きを持ったその人の時間。


臨床心理学(ユング心理学など)では、どちらかだけに傾くことなくこの二つのバランスが大事だとされる考え方があります。



慌ただしい日常に追われ、どうしても


「起きて!」

「早く食べて!」

「もう行くよー」

などと急かすように暮らしてしまうけど


大人でもちょっと立ちどまりたい時もあるし、休息してエネルギーをためる必要がある時もあります。


うちの子も


ハラハラと散る落ち葉を不思議そうに眺めていたり、


飽きもせず水たまりに小石を投げ込んでいたり


落ち葉の地面で、黒い服の女性が白いもこもこ服の幼児と向き合い、手渡し遊びをしている秋の穏やかな光景

でも何故か、その子が一生懸命にそして無心になって心を研ぎ澄ませている様子を見ると、


そんな時間がすごく大切に思えてきて、その子にとって必要なその時間を守ってあげたくなるのです。



いつもいつでもできる事ではないけれど、


そんな時間を持てる時は、なるべくこの子の時間に寄り添いたいと思っている私です。


今、この子が関心を寄せている事を一緒になって眺めてみる。


例えばそれが、風にそよぐ木々の葉っぱを眺めているだけの時間だったとしても。


それが、ミニカーを順番に並べては、整えるを繰り返すだけだとしても。


それができない慌ただしい日でも、ふとその事に心を向けてみるようにしています。

(なかなかなできないけれど…。)



子どもには、子どもの時間がある。


今日も、きっと「早くして」と言ってしまうけれど。


子どもが立ち止まったときには、少しだけ隣にいたい。


何を見ているのか、一緒に見てみたい。


慌ただしい日々だとしても、その子の時間に、気持ちだけでも寄り添いたいと思っています。


芝生の公園で、白いふわふわの衣装とピンクの羽の子どもがカメラに手を伸ばしている、明るい日差しの風景

これは、先に生まれ今思春期を過ごす兄と姉の時にはできなかったこと…。


なんだか無駄な時間のようで、皆に置いていかれるような気がして

ひとり焦ってしまったり…。


目に見える成果や、自分の描く道すじばかりを追い求めてしまったり…。


大事なことに気づいていなかった。


初めての事ばかりでわからなかった事でした。


2人がいたから少しはわかってきたのかな?


そう思うと兄姉たちにも感謝です。


そしてできるだけ今の2人の時間にも、寄り添えるようにいたいと思う私です。


落ち葉の公園で、両親に囲まれた幼い子が座り、家族で遊んでいる秋の温かな風景。


 
 
 

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